3〜4歳頃からおすすめの絵本

さ行の絵本

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 は娘に読み聞かせた時の反応です。

あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  わ行

表紙 著者名・出版社・出版年・あらすじ
さつまのおいも
中川ひろたか作/村上康成絵 童心社 1995
土の中で暮らしているおいも達(家族かな?)。
ご飯を食べ、歯を磨き、トイレに行き、お風呂に入るのは私達と全く一緒。
皆でトレーニングしていたのは芋掘りに来る子ども達と勝負をするためでした。
残念ながら負けてしまったおいも達は焼きいもになり食べられてしまいますが・・・
おいも達のユニークな反撃が楽しいです。
サラダとまほうのおみせ   
カズコ・G・ストーン作 福音館書店 1997
「やなぎむらのおはなし」シリーズ。
やなぎむらに新しい住人(いもむしのモナックさん)が引っ越してきます。
モナックさんのお店のサラダはとてもおいしくて大繁盛。
しかしお店が突然何日かお休みになり、みんなは心配して様子を見に行きます。
実はモナックさんは、さなぎになってもうすぐ蝶になるところだったのでした。
蝶になったモナックさんは、遠くのたちあおいむらに引っ越してしまいます。
ある日、結婚式のパーティに招待されたみんなは、出かけることにしますが・・・
パステル調で淡い色鉛筆で描かれたようなやさしい絵です。
ありのセッセ家族、ばったのトビハネさん、かたつむりのキララさん、
くものセカセカさんなど昆虫達の名前もユニークでかわいい♪
サリーのこけももつみ
ロバート・マックロスキー作 石井桃子訳 岩波書店 1986
お母さんと山へこけももつみへ出かけたサリー。
つまみ食いしながらお母さんを追いかけていきます。
一方、山の向こう側では熊の親子がこけももを食べにやってきます。
小熊もお母さんを追いかけながらこけももを食べています。
子ども達が食べるのに夢中になっている間に、
親が子どもを取り違える様子がとてもおかしい。
気づくまでのドキドキ、その後の展開にホッと一安心。
二色刷りのシンプルで地味な絵本ですが、かえって新鮮に感じます。
サルビルサ NEW
スズキコージ作 ほるぷ出版 1991
最初は獲物を巡って国が違う二人の争い。
それが国を巻き込んだ大戦争になってしまいます。
二つの国の人々が話すのは暗号のような対の言葉。
「モジモジモジ」「ジモジモジモ」
「サルビ」「ビルサ」という風に言葉が二つの国で全く逆になっています。
スズキコージさん独特の絵の迫力に魅了されます。 
サンドイッチつくろう
さとうわきこ作 福音館書店 1993
子ども達だけで協力してサンドイッチを作る絵本。
冷蔵庫に何があるかまずチェックして、サンドイッチを作ることに決定。
ゆで卵やいり卵、ポテトサラダなどを作ります。
作り方は分かりやすく説明されていて、ちょっとしたコツも教えてくれます。
子ども達の料理なので少々の失敗もまあOK!
きょうだいやお友達とワイワイ楽しくサンドイッチを作りたくなります。
3びきのくま 
トルストイ作/バスネツォフ絵 おがさわらとよき訳 福音館書店 1962
森で道に迷った女の子が小さな家を見つけ、留守だったのでおじゃましますが、
そこはくまの家で親子はちょうど散歩に出かけていたのでした。
お父さんぐまはミハイル・イワノビッチ、お母さんはナスターシャ・ペトローブナ。
子どもはミシュートカと読み聞かせでは大変苦労しそうな名前です。
女の子はくまの家でスープを飲んだり、いすで遊んで壊したりやりたい放題。
ベッドで寝てしまい発見されますが、あっさり逃げてしまうのも面白い。
文字の大きさでくまの大きさを表現しているのも楽しいですよ。
三びきのやぎのがらがらどん
北欧民話 マーシャ・ブラウン絵 瀬田貞二訳 福音館書店 1965
ダイナミックな絵にまず惹かれます。
三びきのやぎが山の草場で太ろうと橋を渡ろうとしますが、恐ろしいトロルがいて・・・
小さい順に渡っていき、最後に一番大きなやぎがトロルをやっつけて一件落着。
トロルとのかけひきに毎回ドキドキ、最後にはすっきりした気分になります。
しげみむら おいしいむら
カズコ・G・ストーン作 福音館書店 2004
「やなぎむらのおはなし」シリーズ。

今日は『のはらのおかしや』が開店する日。
しげみ村は美味しい村と呼ばれていてはっか水、花粉団子、蜜飴は大人気。
やなぎ村からはありの坊やのバースデーケーキの注文が入ります。
完成したケーキを配達するのは蜂の双子チークリくんとチークリちゃん。
でも、途中で雨が降ってきて飛べなくなりあざみの林に墜落してしまいます。
水たまりに落ちそうになったケーキをいもりのペタリさんに救ってもらい一安心。
雨も上がりケーキをやなぎ村に無事届けることができました。
小さくなってしげみ村に行ってみたくなった食いしん坊の私です。
しずくのぼうけん
マリア・テルリコフスカ作/ボフダン・ブテンコ絵 内田莉莎子訳 福音館書店 1969
村のおばさんのバケツから飛び出したしずくが旅をする話です。
蒸発して空へのぼり、雨になって降る仕組みや、
冷やされると氷になる様子、循環することなどが分かりやすく描かれています。
しのだけむらのやぶがっこう
カズコ・G・ストーン作 福音館書店 2006
「やなぎむらのおはなし」シリーズ。

しのだけ村に毎年できる蚊と蛾の学校、やぶ学校。
蚊のプゥーン教室ではいい音を出して飛ぶ練習、
蛾のパタパタ教室ではパタパタ飛びの練習をしています。
もうすぐ七夕。
何日しても上手にできない蚊のプンタくんと蛾のパタコさんは
星にお願いの短冊を書きました。
七夕祭り当日、思いがけないアクシデントで二匹の願いが叶います。
ジャッキーのパンやさん
あいはらひろゆき作、あだちなみ絵 ブロンズ新社 2003
くまのきょうだい上の11人は男の子、末の女の子がジャッキーです。
学校のバザーでパン屋を開こうと準備を始めますが、働くのはお兄ちゃんばかり。
やっと完成したかぼちゃパンもジャッキーが台無しにしてしまいます。
一人で売りに行くジャッキーですが、当然売れず雨も降ってきて・・・
お客さんになって来てくれたお兄ちゃん達を見てジャッキーが泣く場面がかわいい。
きょうだいは顔の形や体の大きさが少しずつ違っていて比べるのも楽しいですよ。 

しゃっくりがいこつ
マージェリー・カイラー作/S・D・シンドラー絵 黒宮純子訳 セーラー出版 2004
しゃっくりが止まらないとなぜか焦って心配になってしまいます。
がいこつがしゃっくり!という発想がまず面白いです。
止まらないしゃっくりをなんとかしようと色々試してみますが
体がないので何をやってもうまくいかないのがおかしい。
がいこつのしゃっくりが止まった方法は予想通りでした。

杉山きょうだいの しゃぼんだまとあそぼう NEW
杉山弘之 杉山輝行 文と構成 吉村則人写真 平野恵理子絵 福音館書店 1993

子どもの頃著者のしゃぼん玉ショーを見に行ったことがあるのを思い出しました。
人が入れるようなすごく大きなしゃぼん玉、たばこの煙を入れたものなど
とても美しく不思議で楽しかった♪
この絵本は家庭で楽しめるしゃぼん玉遊びを紹介しています。
しゃぼん玉を作る道具の紹介も楽しいです。
定番のストローからだしすくいや泡立て器を利用したもの、
レンコンやラッパ、うちわの骨、サンダルまで!
しゃぼん玉液の作り方(初級用)(上級用)、質問のページもあり盛りだくさん。
ちょっとしたコツも書かれていて参考になります。
11ぴきのねこ
馬場のぼる作 こぐま社 1967
11ぴきののらねこはいつもおなかがペコペコ。
じいさんねこから湖に大きな魚がいると聞き、捕まえようとしますが失敗ばかり。
やっと捕まえた魚は帰るまで絶対食べないことにしようと約束をしますが・・・
とってもユーモラスな絵本です。

 大きな魚を捕まえようとして失敗する場面「ふわーん」が大好き。(長女2歳)
11ぴきのねことあほうどり
馬場のぼる作 こぐま社 1972
コロッケの店を始めた11ぴきのねこ。
店は大繁盛でしたが、だんだん売れ残るようになります。
毎晩残りものを食べているのでコロッケを見るのも嫌になってきたねこ達。
鶏の丸焼きが食べたいと思っていたところに、ちょうどあほうどりがやってきます。
コロッケをごちそうしてやると大喜びのあほうどり。
あと10わもきょうだいがいると聞いたねこ達はあほうどりの国へ行くことに・・・
無事到着し、きょうだい達が紹介されますが、11わ目のあほうどりの大きいこと!
結局あほうどりの丸焼きは食べられず、コロッケを作るので大忙しなのでした。
11ぴきのねことぶた
馬場のぼる作 こぐま社 1976
旅に出た11ぴきのねこは誰も住んでいない古い家を見つけます。
大掃除をしてきれいになった部屋を気に入り、この家に住むことに決めます。
そこにぶたが訪ねてきておじさんの家だと言うのですが、ゆずらないねこ達。
仕方なくぶたは別の場所に新しい家を作ることにします。
ぶたの大変そうな様子にねこ達も手伝うことになり、ついに立派な家が完成。
でも、完成した家をぶたにやるのが惜しくなり横取りしてしまうのがおかしい。
夜が明けると大きな台風がきてねこたちの家はバラバラ。
飛ばされてしまう結末にも笑えます。
14ひきのあきまつり
いわむらかずお作 童心社 1992
秋の森にやってきた14ひき。
木の実採りをしている大人達、かくれんぼをしている子ども達。
ろっくんが見つからなくて探していると秋祭りに遭遇。
それはカエルや虫、きのこやどんぐりが参加するちょっと不思議なお祭りでした。
ろっくんもきのこのおみこしをかついで一緒に楽しんでいたんだね。
14ひきのあさごはん
いわむらかずお作 童心社 1983
ねずみの家族の朝の様子が描かれています。
一番早起きはおじいさん、続いてお母さん、おばあさん、子ども達とお父さんの順。
着替えをして冷たい水で顔を洗い、野いちご摘みに出かけます。
小さいくんちゃんは行きはかごに乗せてもらって楽ちんでしたが・・・
一方、留守番チームは朝食の準備。
どんぐりパン、お父さん特製のきのこスープなど美味しそうなものが並びます。
採りたての野いちごも食卓に加え、皆で作った朝ごはんの完成です。
14ひきのおつきみ
いわむらかずお作 童心社 1988
高い木の上にお月見台を作ってお月見をすることにしたねずみの家族。
お団子や木の実をお供えしてお月様が昇ってくるのを待ちます。
夕暮れから夜へ空の色が変わっていく場面はとてもきれいでうっとり。
お月様に感謝して手を合わせるねずみ達、静かで優しい時間が流れます。
14ひきのこもりうた
いわむらかずお作 童心社 1994
ねずみの家族の夕方〜夜寝るまでの過ごし方。
皆で協力して食事の準備をしたり、お風呂に入ったりする様子が描かれています。
にぎやかな夕食の後の団らんもあったかくて楽しそうな雰囲気です。
絵本の読み聞かせとこもりうたで眠る子ども達の様子は幸せそう。
お風呂でお母さんとおばあさんの笑い声が聞こえる場面で終わるのもほのぼの。
14ひきのせんたく
いわむらかずお作 童心社 1990
梅雨が終わり夏の到来!たまった洗濯物を谷川に運んで皆で洗います。
大きなシーツは4人で洗濯、しぼるのも楽しそう。
洗濯板をかえるの舟にして遊んだり、草舟作りも楽しそう。
ぬれてしまった体もついでに洗濯するのも面白いです。
木の上の物干し場で揺れる洗濯物が気持ちよさそう。
 ひそかに登場している魚を探すのが大好き。(長女3歳)
14ひきのとんぼいけ
いわむらかずお作 童心社 2002
暑い夏、子ども達だけでとんぼ池に出かけます。
木の枝で作ったボートで池を探検、水辺はとても涼しそうです。
おなじみのものから初めて聞いた名前までたくさんのトンボが紹介されます。
卵を産んでいるトンボ、空を飛んでいるトンボ、草の先に止まっているトンボ・・・
色々な様子のトンボの姿が楽しめ、実際に探してみたくなります。
14ひきのぴくにっく
いわむらかずお作 童心社 1986
ねずみの家族が春の野原に出かけます。
野原にはたんぽぽ、かえる、ちょうなど草花や生き物がいっぱい!
ページをじっくり見ていると色々な発見があります。
きょうだいがそれぞれ何をしているのか見ていくのも面白いです。
見返しに植物の絵と名前があるのも親切でいいなと思います。

 てんとうむしとやもりを探すのがお気に入り。(長女3歳)
14ひきのひっこし
いわむらかずお作 童心社 1983
森の奥めざして出発したねずみの家族。
大きな岩を協力して乗り越えたり、いたちから身を潜めながら新しい家を探します。
素敵な根っこを発見して、早速家作り開始!
部屋、台所、水道、橋を作り、冬のために食べ物をたくさん集めることもできました。
しっかり働いた14ひきが楽しむ夕食はとってもおいしそう。
皆が眠ってお父さんとお母さんが静かにお茶を飲む最後のページがいいです。
14ひきのやまいも
いわむらかずお作 童心社 1984
実りの秋、やまいもほりに出かけたねずみの家族。
落ち葉をどけて、土を掘ってやまいも発見!皆で協力して引っ張り上げます。
やまいもほり名人のおじいさんが活躍し、折らずに掘ることができました。
やまいものつるになっているむかごも収穫。
家に帰り皆で早速料理、やまいもたっぷりの夕食が美味しそうです。
しろいうさぎとくろいうさぎ
ガース・ウィリアムズ作 まつおかきょうこ訳 福音館書店 1965
白いうさぎと黒いうさぎはいつも仲良く一緒に遊んでいました。
ある日黒いうさぎがとても悲しそうな顔をして何度もすわりこんでしまいます。
「うん、ぼく、ちょっと考えてたんだ」黒いうさぎが考えていたこととは?
水墨画のように美しい絵と優しいストーリーで心に残る絵本です。
1001ぴきの虫をさがせ! (漢)
エマ・ヘルブラフ作/テリ・ガウアー絵 荒木文枝訳 PHP研究所 2009
合計すると1001匹の虫が絵本に隠れているんですって!
9ひきのカタツムリ、3びきのけむしなど、ページごとにたくさんの虫が隠れています。
花壇、庭の物置、野菜畑、池の生き物たち、草地など身近な場所から
砂漠、ジャングルの地面、ごつごつした洞窟、チョウの温室など珍しい場所まで。
どのページにもミツバチが隠れていて探すのも楽しい。
そらまめくんとながいながいまめ
なかやみわ作 福音館書店 2009
そらまめくんは自分のふわふわベッドがお気に入りですが、
今回出会うさんじゃくまめのきょうだい達は長い長いベッドが自慢。
どっちのベッドが素晴らしいか比べっこすることになります。
そりすべりも水たまりを渡る対決もさんじゃくまめ達の勝利でがっかり。
でも水たまりに落ちたすえっこさんじゃくまめを助けたことで
さんじゃくまめのきょうだいたちと仲良くなってよかった。
『そらまめくんのベッド』ではベッドをなかなか貸せなかったそらまめくんの
成長が感じられてうれしくなりました。
最後のページにそらまめくんのえかきうたも紹介されています。
そらまめくんとめだかのこ
なかやみわ作 福音館書店 2000
雨が続いてなかなか外で遊べなかったそらまめくん達。
やっと晴れたのに遊び場は大きな水たまりになっていてがっかり。
そこで皆は自分のベッドを舟にして遊び始めます。
でもそらまめくんは自分のふわふわベッドがぬれるのが嫌で見てるだけ。
ピーナッツくんに乗せてもらいましたがひっくり返ってしまって水たまりの中へ・・・
皆で水たまりにもぐっていつもと違う風景を楽しんでいるとめだかの子を発見!
小川から流されて迷子になっていたのでした。
皆のベッドではうまくいかない時はやっぱりそらまめくんの出番。
無事めだかの子を小川に戻してやることができました。
そらまめくんのベッド
なかやみわ作 福音館書店 1999
「くものようにふわふわで、わたのようにやわらかい」そらまめくんのベッド。
仲間達が次々にやってきますが、自分のベッドを誰にも使わせようとしません。
そんなある日、ベッドがなくなっていて困ってしまいます。
何日も探し歩いて見つけたらうずらが卵をあたためるのに使っていたのでした。
しばらくうずらにベッドを貸してあげることにしたそらまめくん。
無事ひながかえり一安心、心配してくれていた皆を自分のベッドに招待しました。
そらまめくんのぼくのいちにち
なかやみわ作 小学館 2006
そらまめくんと仲間達の楽しい一日が描かれています。
たんぽぽ畑に出かけたそらまめくんは綿毛を見ていいことを思いつきます。
穴を掘って綿毛を敷きつめるとそらまめくんのベッドみたい。
仲間達に見せようとしますが、雨が降ってきてせっかくのベッドが水たまりに・・・
がっかりしていたそらまめくんでしたが、空には虹が!
虹と水たまりを利用して別の遊びを楽しみました。
そして翌日、皆でたんぽぽベッドを作って遊ぶことができました。
 後ろ見返しに皆の住んでいるところが紹介されていてお気に入り。
水たまりに落ちるところや、夜それぞれのベッドで眠る場面も好きです。(長女3歳)

そりあそび
さとうわきこ作 福音館書店 1994
ばばばあちゃんシリーズ。
冷たい雪が降っている寒い日。
動物達が次々と家にやってきてストーブの前で震えているの見たばばばあちゃん。
>「いい わかいもんが だらしないねえ。さむい さむいばかりいって。
よし!!いまから、さむいひの とくべつな あったまりかたを おしえてやるよ。
みんな おいで!!」
ベッドのトランポリンはダイナミックすぎて子ども達にはやってほしくないけど(笑)
足が折れたベッドをそりに変身させて遊ぶアイディアはとっても素敵。
寒い日も外で体を動かして遊ぶのが一番!

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